UL認証について

機械・電気機器を北米へ輸出する場合、機器本体はもとより、電線・ケーブルについても「ULレコグナイズト」と「ULリステッド」が関係してきます。以下では、電線・ケーブルにおいて、その2つの意味合いを説明していきます。

ULレコグナイズド

【ULレコグナイズドとは】

電線・ケーブルにおいて、ULレコグナイズドとは、機内配線用電線(AWM=Appliance Wiring Material)としています。

リステッドされた機器や機械の一部として工場内配線電気機器、デバイス、電化製品、制御キャビネット及び産業機械用のケーブルや電線として使用されます。

よって、ULレコグナイズドAWMは、屋内外工場設備・制御盤-機械間配線など向けではありません。

UL AWMには、Style番号がそれぞれに付与されており、それら電線・ケーブルは、AWM Style No.(www.ul.com)に規定されたケーブル構造や温度、材質、厚みや使用用途などに準拠した製品となります。

なお、AWM Styleは、米国電気工事規程(NEC=NFPA70)で認証されるケーブルではありません。

NFPA 79規格 2007年版の導入後、ULレコグナイズドAWMの使用が禁止され、産業用機械及びシステムで、ULレコグナイズドAWMの電線・ケーブルを使用(配線)する事は、常に厳しい要件に遵守している場合のみ許可されていました。そのため、機械の認証において大きな問題となりました。しかし、NFPA79 2012年版以降、ULレコグナイズドAWMは、産業プラットフォーム(産業機械やシステム)内でも使用可能になりました。

 

ULリステッド

【このULリステッドとは】

このカテゴリの電線・ケーブルは、建設におけるインフラストラクチャ(屋内外工場設備・制御盤-機械間配線含む)建築から産業プラットフォーム(機械やシステム)で使用が可能です。

NFPA79によると、UL規格及びNEC=NFPA70に遵守している製品は、電気機器、機器、電化製品、機械などの工場配線、ならびに産業用機械及びシステムの屋内外工場設備・制御盤-機械間配線などオンサイト又はフィールド配線のどちらでも使用可能となっています。

ULリステッド認証を受けた電線・ケーブル及び電は、各UL製品規格の要件を満たすと同時に、米国電気工事規程電気規程(NEC=NFPA70)の関連文書の項目にも準拠している必要があります。

NEC(NFPA70)にはULリステッドの認証を受けた電線・ケーブル及び電の正しい使用方法に関する詳細な仕様が記載されています。